映画 “DURKEST HOUR”
2018年 04月 20日
邦題は、
ウィンストン・チャーチル
~ヒトラーから世界を救った男
原題と大分ニュアンスが違う。
ナチス・ドイツの台頭を許したとして、
チェンバレン首相が退陣、
連立内閣の首相にチャーチルが決まった1940.5.9から、
戦う決断を表明する5.28までの、
20日あまりの葛藤と決断の日々を追っている。
ドイツとの交渉による平和か、
挙国一致でナチスドイツに立ち向かうのか、
そのあいだで苦悩する姿が描かれる。
エキセントリックなその人物像造りに、
辻一弘さんが特殊メイクで参加し、
アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞して
話題となった。
チャーチルは、
宥和策になびかず、
犠牲を払っても
自由と民主主義制度を
暴君ヒトラーから守り抜くことを選んだ。
昨日帰宅後、
夜半に目覚めて、
映画“日の名残り”の一つの場面がよみがえり、
観たばかりの映画と符合する部分に気づいた。
それは、
“日の名残り”の舞台となったイギリス貴族の屋敷、
ダーリントンホールでの、
秘密裡の会議の場面だった。
つづく
by sappho1735
| 2018-04-20 22:54
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